shimotsu -252

新卒が息抜きに更新するブログ

2014年04月

にけつッ!!」という番組は本当にすごい。何がすごいって、今やどの番組もさまざまな趣向を凝らした番組作りをしたり、目新しい企画を生み出しては消滅し…みたいなことを試行錯誤しながら繰り返しているなかで、この「にけつッ!!」は二人の芸人が客の前でただ喋るだけの構成なのですから。本人たちは「二人で30分喋って帰るだけだから楽」だと言うのですからなおのこと驚きです。しかも、毎回トークは面白いし、なんなんですかねほんと。いや、楽しいんですけどね(笑)



そんな、僕が毎週楽しみにしている今週の「にけつッ!!」からエピソードをご紹介します。まずは、ケンコバがあの女優についての思いを述べていました。事の発端は「いいとも」グランドフィナーレを見ていたときのこと。



ケンドーコバヤシ(以下、ケンコバ):(豪華な出演陣を見て)一瞬たりとも目を逸したらアカンな、って思ってたんですけど。


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(超豪華な出演陣)


 


千原ジュニア(以下、ジュニア):はい。


ケンコバ:ぼく、やっぱ「お笑い芸人に向いてないんじゃないかな?」と思うことがありまして。


ジュニア:はいはい。


ケンコバ僕あの、中学生の頃からあんまり人に言ってないんですけど、めっちゃ南野陽子さんが好きなんですよ。


ジュニア:おぉ。


ケンコバ:で、レギュラーゲストの南野さんが映るんですけど、いつしか南野陽子さんをもっと映せ!」っていう気持ちになりましたもん(笑)


ジュニア:ははは(笑)

ケンコバ:いやもう、好きで好きで…。


ジュニア:ほんまに綺麗やもんなぁ!


ケンコバ:はい。南野陽子さんが結婚されたとき、僕一人でちゃんと乾杯しましたもん。「おめでとうございます。」って言って。


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(一人で乾杯する男性のイメージ)


 


ジュニア:へぇ〜!すげぇ。それよっぽど好きやな。


ケンコバ:そうなんですよ。


ジュニア:会ったことは?


ケンコバ:もちろん、お会いしたことはあります。


ジュニア:大阪の人やしなぁ。


ケンコバ:はい、関西の方ですし。で、僕のこの気持を知ってる方がいて、本人に伝えようとしよるんですよ。でも僕全部止めてますから。(ケンコバ、抑止のポーズ)


ジュニア:へぇ、そうなんや。


ケンコバ:はい。なんか、不快な思いをされたら嫌だなと思って。それくらい好きなんですよ。



普通、アイドルが結婚なり交際が発覚したときってファンはサーって一気にいなくなるイメージがあるのですが、ここまで本当に好きな人だと普通に祝えちゃうんですね。純情だ…。



ジュニア:あるよな、好きすぎて逆に…みたいな。


ケンコバ:だから、僕けっこう昔からそういうところがあって。本当にありがたいことにプロレスラーの方に「今度メシでも行きましょうよ」って言われても、行けないんですよね。


ジュニア:へぇ〜。俺も、ボクサーとご飯の時とかすっげぇ緊張するもん。あんま味せぇへんもんね(笑)


ケンコバ:(笑)もうベロがおかしなって(笑)これをね〜、行ける人になりたいんですけどね。


ジュニア:行ける人にね。


ケンコバ:一番楽しいですもんね、ファンの人と食べれたら。


ジュニア:「いいとも」の大忘年会でも、あっちこっちに行ける人とずっとこう「…」ってなってる人といて。



 芸能人って、みんな社交的でみんなクラスの1軍みたいな印象でしたけど意外にそうでもないんですね。たしかにいろんな人の話を聞いても、全員が全員いつも明るくてONの状態を保っているわけではなさそうです。


それにしても、「好きすぎ」たり、「尊敬しすぎ」ている場合って恐れ多くて一緒に談笑とかできなさそうですね…。僕も一度、東京03のライブ後の握手会でお三方とそれぞれ数秒ずつくらい話す時間があったのですが、「これでもか?」という程にイメトレした内容の言葉が全く出てきませんでしたからね(笑)


「あっ…。おっ、、、おもしろかったです!」しか言えなかったあの日の姿は、今でも痛々しく鮮明に覚えているのですが、こういう場面に出くわしたら死ぬまでこんな感じなんだろうなぁ、と思いますね。


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今日はふと思い出して、昨年末のオードリーのオールナイトニッポンを聞いていました。それぞれが好きな芸人の話をしているのですが、芸人が好きな芸人って意外に語られてなくて面白いんですよ。



若林:サトミツ(どきどきキャンプ・佐藤)とは全然意見が合わない、俺は(笑)


春日:合いそうなもんだけどね。


若林:ううん、全然合わない(笑)


春日:あっそう!へぇ〜


若林:で、それは当然なんだよ。別々の人間で、何で笑うか、その人の環境とか、生き方とか。


春日:そうですね。


若林:春日さんとも違うだろうしね。


春日:まぁまぁ、そうだろうね。がっちりしたところは合わないかもね。


若林:漫才、コント、ピン芸、問わずどうしても笑っちゃうとか、その人がネタやるってなったら袖まで観に行っちゃうとか、テレビに釘付けになっちゃうって人、春日はだれ?


春日:誰だろうな〜。まぁ、グラップラーたかしとかね。


若林:あぁ〜〜


春日瞬間メタルも笑っちゃうけどね〜。


若林:前から言ってるもんね瞬間メタルは。


春日:あとは、劇団ひとりさんとか。


若林:あ〜わかるわかる。


春日中川家さんも笑っちゃうね(笑)


若林中川家さんも絶対見たいね〜


春日:うん、タカトシさんとかもね。


若林タカトシさんも面白いよなぁ〜


春日:すげえ、バカだからタカさんが(笑)漫才中ずーっとバカなんだよね(笑)


若林:年々バカになっていくよね(笑)「バカなこと言うなぁ〜」って思うよね(笑)


あれって、作りは「正統派漫才」って言われもいいような作りだけど、収まらないよねバカさが。タカトシアンタッチャブルさんって結構正統派の漫才コントじゃん。けどそこに収まらないよね〜。


春日:そうだね。


若林:「バカだなぁ〜」って思うもんね、ネタ見てると。おれはでもあと、東京ダイナマイトさんだね。


春日:おもしろいね。


若林:「もしもし」(笑)あれ、おもしれぇんだよなぁ〜。俺あとね、なすなかにしさんもそうなの。


春日:あ〜。


若林なすなかにしさんは、YouTubeとかもすごい見ちゃうし本人に伝えたことないんだけど、めっちゃくちゃ好きなんだよね。


春日:へっへっへ


若林:あの、ボケの人がさ先輩だけどさ、叩かれても微動だにしないのが面白いんだよね。ずーっと歌い続けたり。ちょっと、痛いっていうリアクションをする人と、全然効いてないっていうリアクションをする人がいるんだけど、俺は効いてないリアクションをする人が好きなのよ。


春日:(笑)


若林:同じとこぐるぐるずーっとやったりすんのよ、なすなかにしさんって。


春日:へぇ〜。


若林:ツッコミの方も、本当にイライラしてて面白いし。あとは、友近さんだね。単独ライブ行きたいとは毎年思うんだよなぁ。


春日:うん。


若林友近さんのさぁ、ミュージカルみたいなネタ知ってる?


春日:ミュージカル?


若林:2年くらい前の「検索ちゃん」でやってたんだけど知らないかなぁ?今度、持ってくるよ。お前に貸してあげるよ(笑)


春日:ちょっと見てみたいね(笑)


若林:そしてこの、「チーム付け焼き刃」のメンバー各々が一番好きなネタを編集して、7本くらい。で、焼いてきたやつをみんなで交換しあいっこしない?(笑)


春日:お笑い研究会じゃねえんだからさ(笑)



 何組か芸人の名前が出てきましたが、中川家はほんとに芸人が好きそうですね(笑)ネタ番組で他の芸人がめちゃくちゃ笑ってるのをよくみるイメージです。


 


それから、なすなかにしは結構意外でしたね。正統派の漫才師なんですけど「この流れでそこ来るか」って感じで。めちゃくちゃおもしろいんですよね。



2014 なすなかにし漫才 - YouTube


まず声がもう既にそれっぽいです(笑) どこの大御所が来たんだ?と思いますもん。それから若林が指摘するように本当にツッコミに対して微動だにしないんですね。全く意に介さない感じで見ててじわじわきます。これができるのはすごいなぁ。


こうして「芸人が好きなネタ」を集めただけのDVDとか観てみたいですけどね。「プロはこういうネタが好きなのか〜」って新たな発見も多いと思いますし。僕も機会があれば「死ぬまでに見たい7本のネタ」みたいな感じで紹介できたらいいですけどね。それまでにはもっともっといろんな芸人のネタを観てみないといけないと思いますけど。


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先日、k-pro主催のライブに行った時にもらったチラシの中に何やら面白そうなライブがあったのでご紹介。ザ・ギースとラブレターズによる、ザ・ギース&ラブレターズ30日間日替わり興行「浅草のニュー喜劇人」というものです。


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概要は、


THE GEESEラブレターズによる30日間日替わり興行「浅草のニュー喜劇人」が、5月22日(木)から6月20日(金)まで東京・あさくさ劇亭にて開催される。

 というもので、浅草で行われるライブイベントなのですが、なんといっても5/22~6/20までの30日間連続というところがかなり新鮮ですね。まず、ありえませんでしたからね、そういうライブの形式は。ですので、本当に「新しいライブの夜明け」と言っても過言ではないんじゃないでしょうか。


そもそもザ・ギースとラブレターズは都会的なシュッとしたコントをやるイメージがあって、浅草感はあまりないと思っていたのですが、よく説明を読むとその「都会的」な面と「浅草っぽさ」を存分に融合させたものになっているそうです。



ASH&Dが誇るコント師”ザ・ギース”と”ラブレターズ”が、都会的「センス」と浅草的「芸」を融合し、新たな境地を目指すべく、笑いの聖地・浅草で30日間、毎日違った演目・企画をお届けするという新しいスタイルのライブです。2組のネタパート(新ネタもたくさん!)に加え、日替わりの企画パート(ゲストが出演する回もあり!)もお楽しみいただける大変お得なイベントとなっております。どうぞ、浅草見物の傍ら、劇場へ足をお運びください。



また、驚いたことに毎日違った企画を行うんですね、これ。ぶっちゃけ、「最後までネタが保つのか?」という心配もありますが、裏を返せば「何度でも楽しめる」ということにもなりますよね。コメントによると、「ネタを毎回4本+日替わりの企画」という構成になるようです。


実際に日程を確認してみると…


5月22日(木):19:00開演
23日(金):19:00開演
24日(土):14:00開演 / 18:00開演
25日(日):14:00開演 / 18:00開演
26日(月):19:00開演
27日(火):19:00開演
28日(水):14:00開演 / 19:00開演
29日(木):19:00開演
30日(金):19:00開演
31日(土):14:00開演 / 18:00開演
6月1日(日):14:00開演 / 18:00開演
2日(月):19:00開演
3日(火):19:00開演
4日(水):14:00開演☆ / 19:00開演
5日(木):14:00開演 / 19:00開演
6日(金):19:00開演
7日(土):14:00開演 / 18:00開演
8日(日):14:00開演 / 18:00開演
9日(月):19:00開演
10日(火):19:00開演
11日(水):14:00開演☆ / 19:00開演
12日(木):14:00開演 / 19:00開演
13日(金):19:00開演
14日(土):14:00開演 / 18:00開演
15日(日):14:00開演 / 18:00開演
16日(月):19:00開演
17日(火):19:00開演
18日(水):14:00開演☆ / 19:00開演
19日(木):14:00開演 / 19:00開演
20日(金):19:00開演
☆はツアー開催公演

 本当だった。


 


加えて、「ツアーイベント」が行われる日はザ・ギースとラブレターズによる浅草ツアー(記念写真・お食事・お土産付き)という地味に嬉しいサービスもあって、普通のライブより満足感は高そうですね。


値段も通常回は2500円で、「男性割引」や「女性割引」、「平日昼間割引」などの割引回になると2000円とお得ですので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。僕も普通に観に行ってみたいと思います。



ザ・ギース&ラブレターズから30日間日替わり興行のお知らせ! - YouTube


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やっぱりバナナマンってすげぇ…」と改めて思ったのでちょっとまとめてみようかなと。



フォークデュオ・「赤えんぴつ」を知っていますか?


僕はバナナマンライブが大好きで、DVDも揃えて何度も観たりしているのですが、その中でも毎回「赤えんぴつ」というコントを非常に楽しみにして見ています。これは一応、コントなのですが厳密に言うと、設楽統扮する「オーチャン」と日村勇紀扮する「ヒートン」がフォークデュオを組んで歌を歌うというものです。ちなみにコメンタリーによると、日村さんが使っているギターは20万円する製品らしいですよ。



多くのライブで披露されているフォークデュオである。最初は客を笑わす目的で歌っていたが、今は本気で歌っているという。基本的には設楽が作詞を担当し、楽曲は2人で制作している[4]ライブ会場でCDを販売している(以前はカセットテープだった)。DVD-BOXの花鳥風月では、過去の赤えんぴつの歌唱シーンを集めたものを特典DVDとしている。


バナナマン - Wikipedia



ぼくはDVD-BOXの「花鳥風月」に入っている「赤えんぴつ」の特典DVDを観るのが大好きなんですよね。決してプロの歌手というわけでもない二人の演奏・歌唱ですが、なんだか聞き入ってしまうというか。基本的に設楽さんがボーカル、日村さんがギターを担当しています。「えぇ?日村さんってギターも弾けんの?」と思うくらいに、普通にギターもうまいですよ。


 


だれでも共感できる、ストレート過ぎるほどの歌詞


この「赤えんぴつ」を改めて聞いてみて、よくよく考えたら、ぼくはあまり歌を聞くときに「歌詞」を重視しないで聞いていたことが多いなぁと気付いたんです。「歌詞」より「メロディ」とか、「リズム」みたいな直感で「あぁ、これ好きだ!」と思って、選んできた音楽をこれまで聞いてきたんですが、この赤えんぴつの曲だけはなんだかその「歌詞」がすーっと入ってくるような感じがするんです。


そう思って、特典DVDに付属されている歌詞をじっくり見てみたんですけど、そこで初めて合点がいきました。単刀直入に言うと、とんでもなく「ストレート」な歌詞なんです。初期の頃はちょっとダークな、どちらかというと「おもしろい」テイストの曲が多いのですが、中期〜後期になるにつれ普通に真面目に歌っていて、その頃から「あぁ、普通にいい曲だな」と思うようになりました。


歌詞の内容に着目してみると、「恋愛系」のものがやはり多く、特に「青春時代の恋愛」にスポットライトを当てたものが非常に多いです。だからこそ、誰の心にもすっと入ってくるような歌詞だな、と思わせる何かがあるのかなと思います。


 


「赤えんぴつ」の特に気に入っている3曲


というわけで、十数曲以上ある「赤えんぴつ」の曲の中から「これいい!」と思った3曲を選んでご紹介します。運良くYouTubeにもアップされていたので、ぜひ一度聞いてみてください。普通に名曲多くてびっくりしますよ。


 


「自転車」


軽快なギターのメロディが心地いいですね。みんな一度は経験したであろう夏休みの淡い思い出の曲ですね。「ザ・夏休み」みたいな感じの。夏の終わりなんか聞くと普通に泣いちゃうんじゃないですかね?これ。たまらないっす。



あー覚えてますか キラキラ光るオレンジのあの頃を


あー覚えてますか キラキラ光るオレンジの僕たちを



小学生の頃の夏休みの1ページを懐かしむような描写みたいなものは、文学なり、映画なりいろんな表現がありましたが、ここまでストレートに「覚えてますか?」と問いかける歌詞にグッと来ましたね、これは。ちなみに僕はもう泣いています。


 


「それを胸に」 



みなさんはどこへ向かっていますか?何を背負っていますか?



 という冒頭の台詞が非常に印象深いですね。最初に何度も音程を外して思わず笑ってしまう当たりの愛嬌ある感じもいいですね(笑)たまにはこういうこともあるでしょう。にしても何回やり直してるんだこれ(笑)


時系列ごとに細かく歌詞が書かれているのがこの曲の最大の特徴ですね。幼稚園での出会い、小・中学校、高校、大学、社会人…と、段階を踏んでいる最中の「君」への思いが素直に描かれていて非常に共感できると思います


 最後は思いがけない結末となってしまいますが、僕は「ここまでストーリー性のある歌詞があってもいいんだ」って、普通に感心しました。純粋に物語を楽しんでもらいたい一曲ですね。


 


誕生花


これは、バナナマン東京03のコントの作家でもあるオークラさん曰く、「赤えんぴつ史上、最高傑作」だそうです。


設楽さんの誕生花である「ハナミズキ」と、日村さんの誕生花である「勿忘草」が重要な一要素ともなっているこの曲ですが、確かにその完成度は目を見張るものがありますね。内容としては、ある一夏の思い出を描いたもので、これも「よくある夏の風景」を素直に真っ直ぐに表現しています。



春の花 ハナミズキ 夏の花 アサガオ


一緒には咲けないのかな


本当に 本当に 好きだった


言えなかったけれど


本当に 本当に 好きだった


言えなかったけれど 



 切ねぇ…。


最後はちゃんと締めてあるので、そのへんはちゃんと「赤えんぴつ」っぽくて構成もいいですね。


 


いかがでしょうか。いまやバラエティ番組にひっぱりだこのバナナマンの二人に「こんな一面もあったのか!」と少しでも思っていただけたらうれしいです。しかも、これはライブの中の一つの「コント」にすぎないので、実際のライブを見るとそのボリューム感に驚くこと間違いないでしょう。それに、あれだけ忙しい毎日を送っているのに毎年しっかりとした単独を開催しているバナナマンには本当に尊敬します。ありえないっすよ、ほんとに。ですので、「赤えんぴつ」も含めこれからの活躍にも十分に期待したいと思います。



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みなさん、最近「講習」って受けましたか?僕は先日記事にも書いた通り、免許更新の際に行われる「初回講習」を受けました。


「いま世の中で自分と全く同じことを考えている人がどれくらいいるだろうか?」と考えてしまう癖が直らない - 笑う大学生の日記


http://www.flickr.com/photos/18090920@N07/5188351708


photo by Sean MacEntee


 


ところで、普段僕達が受ける「講習」ってあまり多く開催されているわけではなく、普通の人が受けるものは自動車免許更新の際に行われる講習くらいのものなんじゃないでしょうか。他にパッと思いつくものでいうと、「◯◯技能講習」や「◯◯安全講習」などが挙げられますが、どれも専門的な知識や技術を必要としている人のためのもので、普段生活している人向けの講習はあまりないような気がします。


 


世間はもっと「講習」を取り入れるべき


例えば自動車免許の講習は免許を手にする際に必ず必要だと思うのですが、僕は世の中に溢れる物事に関してもっと「講習」を取り入れてもいいと思っています。車を運転していて、マナーの悪い運転者がいると「ちゃんと講習受けたのか?」なんて揶揄するシーンがよく見かけられますが、これは運転に限らずもっと多くの場面で僕は感じてしまいます。ですので、これから「こういう場面においても講習を取り入れるべきだ」と思うものについて考えてみたいと思います。


アダルトコーナーでの過ごし方講習

レンタルビデオ店の中でも紳士が集う憩いの場であるアダルトコーナーでは、他人にかなり気を遣いながら選定しなければいけないので、ここでの過ごし方に関する講習はあったほうがいいと思います。


特に、他人との距離感をうまく保ったり、他人の選定しているビデオに関心を持ってはいけないなどの基本的なことはもちろん、目線の適切なやり場などの高度なテクニックも要求される場なので、みっちり講習を受けて最終試験にパスした者だけが入っていいということにしてほしいです。


中でも、カップルで入ってくる場合などは問答無用で免許剥奪ですね。言語道断です。免停+2年間の免許取得停止くらいの罰を受けてしかるべきです。


 


図書館、映画館などの公共の施設での過ごし方講習

公共の空間での振る舞いについても非常に重要で、講習を受けた人だけが利用できる制度にすればいいと思います。図書館は小学生などの時期から使う場所ですが、意外にそういった機会ってないんですよね。「マナーを守りましょう」という張り紙はよくみますが、実際に「マナー」をランク付けして、点数制度にするなどいろいろやりかたはあると思います。


映画館はお金を払っている分、図書館より厳しいレベルにしてもいいと思います。以前映画を観に行ったとき、前に座っている中学生と思しき2人組がいたのですが、そのうち一人が既にその映画を観ていたらしく、隣の友人に「次、絶対びっくりするよ!」などと耳打ちしている声が終始聞こえてきたときは非常に不愉快で、全然映画を楽しむことができませんでした。もう二度とそういうことのないように、彼女にはみっちりと講習を受けていただきたいと思います。


 


店員への態度に関する講習

客として店にいくとき、店員に対する態度も講習で学ぶべきだと思います。これは純粋に「見ていて不愉快な態度をとる客」が非常に多いためです。最も分かりやすい例としては、「店員に対して傲慢な態度を取る客」ですね。お客様は神様ではないし、店員も召使ではありません。その上で、きちんとして被接客マナーを身につけている人材をもっと輩出するための手段としての講習が必要なのではないかと思います。


 


以上、とりあえず3つ挙げてみましたがこの世に「講習」が必要な領域はいくらでもあるので、ぜひ導入していただきたいと思います。どこにお願いしていいのかわかりませんが。


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