shimotsu -252

新卒が息抜きに更新するブログ

2014年03月

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photo by Robert Voors


着ている服、食べるもの、乗り物、、、など「ハードル」を各人で設定する場所は様々ですが、僕は普段の生活において「ハードル」は低ければ低い方がいいと思っています。これは「生活水準」とも言い換えることができますが、こんなプライドのかたまりみたいなものだけ高まっていっても、一般の人にとっては生きづらくなるだけだと思うんですよね。


 


 「少食」の人の方が得


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photo by The Eggplant


食事に関して、「俺は少食だから〜」って人っているじゃないですか。僕がまさにそれなんです。ここで、「普通の人」が食べて満足する量の半分で「少食の人」は満足できるととします。このとき、1回の食事で「普通の人」の半分の値段しかかかっていない場合、その分だけ単純に金銭的な面だけみても「得している」と言えるんじゃないか、と思います。


 


すなわち、食事の際に「満足できる量」のハードルが低ければ低いほど、「食」にコストがかからず他の面に投資することができます。この点から、少食の人の方が普通の人・大食いの人より得をしていると言えるのです。


 


以前、並盛り・中盛り・大盛りが同料金という設定の油そば屋に行ったとき、「まぁ、食べ過ぎて気持ち悪くなったらアレだし…」と思い並盛りを選んだところ、店主に「え?ほんとにこれでいいの?」と聞かれたことがありました。他にも友人にも「この程度で満足できるのかよw」などと言われますが、僕はその一度の食事で倍以上食べた人と同じだけの満足感を得ているので全く問題はないのです。ここだけは念を押して言いたいとおもいます。


関連エントリ(『満腹感』が欲しいんじゃない、『満足感』を得たいんです - Shimoty's log


「笑い」のハードル


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photo by tblaprod


これも食事の件と少し似たような話なのですが、僕は「笑い」のハードルも低ければ低いほうがいいと思っています。よくお笑い評論家的な人や、一般人で「お笑い知ってまっせ!」という人は、「これはそこまで…」とか「あれのパクリじゃん…」みたいに難癖ばっかりつけて全然笑ってない、みたいなことがよくあります。


 


そういう人は、これはこれで自尊心が保たれたり「これで笑わない通ぶってる俺かっけーw」という点で満足を得ているのかもしれませんが、ぶっちゃけそんなこと考えもせずゲラゲラ笑っている人の方が、同じ時間でも遥かに楽しい時間を過ごしていると思うんです。


 


なんでもないネタでゲラゲラ笑っている人を尻目に「こいつこんな低レベルなネタで笑ってるよ…」と思う、これ事態がもったいないことであり、有意義とは言えません。ですので、「笑い」のハードルが低い人、つまり「笑いのツボが浅い人」のほうが常におもしろいことに溢れていて楽しい生活を送れるのではないか、と思います。


 


「なにをしている時が幸せか?」のような幸せに関するハードルについても議論がなされることもありますが、「ハードル」なんてものは低ければ低い方が多少生きやすいのかもしれません。


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Kindle paperwhiteを購入して3ヶ月が過ぎました。


これまでに、既に2~30冊近く電子書籍を買って読んでいるのですが、やはり快適です。やはりです。わかっていたことです。


Kindle paperwhiteと初めての電子書籍 - Shimoty's log


 



そんなKindle本ですが、紙の本と比較すると多少安いというメリットがあります。安いと一口に言っても、基本的に定価より割安という点と、頻繁に開催されるセール時に大幅に値下げされるという点で、二重の意味で「安い」わけです。


 


そこで、ぼくは考えました。紙の本とKindle本の差額でKindle本体の値段を上回れば、「値段」の面だけでは「元を取れた」と言えるのではないか?と。


 


ということで、どーん!


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こちらが、これまでに購入してきた本の一部をまとめたものです。(※「紙の値段」とは単行本の場合の値段、対象商品は大幅セール時に購入したものを含む)


 


意識的に、紙の本より安くなっている割安感のあるものを進んで選んで購入しているとはいえ、Kindle本を13冊購入した時点で紙の本とKindle本の差額は10000円近くにのぼり、Kindle本体を買えてしまうまでに至りました。(※Kindle paperwhiteニューモデルの価格は9980円[2014.03.29現在])


 


正直、Kindleを購入するまではここまでの差が開くことは想像しておりませんでした。思っていたところで、「まぁ、紙の本より1割くらい安い程度じゃないの〜」くらいのもんで。ですので、お得感がハンパないです。


 


「実物じゃなきゃイヤ!」って人以外はKindle一択なのでは?


たしかに、書店で実物をみながらジャケ買い的に買ってみたりしたいという欲はあります。また、本棚にお気に入りの本がずらーっと並んだ様子というのは壮観で、惚れ惚れしてしまうのも理解できます。実際にそういう買い方や書店の楽しみ方は続けておりますし。例えば紙の本とKindle本の値段が大差ない場合(〜1、2割程度)のみであれば、ぶっちゃけ実物が欲しいと思ってしまいます。


 


しかし『佐藤可士和の超整理術』など、Kindle本では半額以下の値段で買えてしまうなどの例があるように、「実物を持っていたい!」という欲を「価格の安さ」が上回っている場合、これはKindle本に軍配があがるのもやむを得ないと思います。


 


さらに、Kindle本ではこういったセールはかなり頻繁に開催されており、読みたい本が格安で手に入る可能性も大きいと言えます。加えて、これから電子書籍市場は徐々に大きくなっていると予想されますので、「欲しい本の電子版がない」という事態も少なくなっていきますよね。


電子書籍市場、成長続き2018年に約5000億円規模へ――NRI調査 - ITmedia eBook USER


 


結論として「値段」という一点のみを考慮した場合においては、紙の本ではなく電子書籍で本を読む方がメリットが大きいと言えるでしょう。


 



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みなさんは「最後の晩餐」をご存知でしょうか?



最後の晩餐(さいごのばんさん)は、キリスト教新約聖書に記述されているキリストの事跡の一つ。イエス・キリストが処刑される前夜、十二使徒と共に摂った夕食、またその夕食の席で起こったことをいう。


この場面に関して数々のイコンが描かれて来たが、芸術作品としての絵画ではレオナルド・ダ・ヴィンチによるものが有名である。



 


かのレオナルド・ダ・ヴィンチによる同名の絵画はあまりに有名です。誰しも一度は見たことがあるんじゃないでしょうか。


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そんな「最後の晩餐」ですが、この出来事をもとに「人生の最後に食べたい食事は何ですか?」というような質問をしばしばみかけます。


 


かつて、幾度となくこの議論はなされてきたことでしょう。パッとググったところ同じような質問が至る所で繰り広げられていました。


人生最後の食事は何が食べたいですか? - Yahoo!知恵袋


最後の晩餐、人生最後に食べたいものは何ですか? - Katの週刊小ネタぶろぐ


あなたは人生最後の食事に何を食べますか? - Togetterまとめ


手垢べったりのこのネタですが、その中でいくつか代表例を挙げてみたいと思います。




  • 母親が作ったおむすび(シチュー、コロッケ、ポテトサラダ)

  • 焼肉

  • A5ランクの松阪牛のフルコース

  • 刺身

  • たまごかけごはん

  • 白ご飯

  • カツ丼

  • すき焼き



みたいなメニューがオーソドックスみたいですね。ベタな選択だと思います。まぁ、正直迷いますよね。好きな食べ物といっても複数あるものだし、その場でパッと決めるのはなかなか難しいと思いますね。


 


じゃあ、逆に『最後の晩餐』に相応しくない食べ物は?


上記で、いくつかの「人生の最後に食べたいもの」の例をあげてきましたが、やはりなかなかパッと決めることはできません。すなわち、「これだけは最後に食べたくないなぁ〜」と思うもの以外は概ね満足するのでは?という結論に至りました。


 


そこで、『最後の晩餐に』相応しくない食べものをあらゆる食べもののなかから選んでみました。


 


 


 


1.ガム


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これは、いやですね。絶対にいやです。はっきり言えます、「ガムは嫌だ!」って。


まず、そもそも胃袋に納めるものじゃないですからね。噛んで終わりなので、吐き出すタイミングの見極めも相当重要になってくると思います。そもそも噛み終わるタイミング=死ぬ、っていうことなんですかね。いやもう、そこまでいろんなこと考えて最後の食事はしたくないですよね。これは却下です。考えられないです。


 


 


2.サプリメント


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これもないですね〜。ありえないです。


本来、不足しがちなビタミンなどの栄養を補うためのものを死ぬ直前に摂取したところで…って話ですよね。何に備えたいんだお前は?って。


 


まず、おいしくないですからねこんなものは。無味無臭ですよ。水と一緒に口に含んで飲み込む、これで最後の食事が終わるなんて切ないどころのはなしではありません。却下です、却下。


 


 


3.保存食・非常食


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正直、死ぬ前ということである意味「非常時」ではありますが、これもどちらかと言えば相応しくないでしょう。


そもそも、生き延びるためのものであるこれらの食品を、死ぬと分かっているその直前に食すのはなんともナンセンスです。もっと適した食事があるはずなので、却下です。


 


4.かき氷(プレーン)


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かき氷自体がギリギリアウトなのに、プレーンなんてもってのほかです。せめてシロップをかけたものにしておきましょう。何の味もしない氷が最後の食事なんて、味気なさすぎます。最後なので、もっとこうジューシーなエネルギッシュな食卓で一生を終えたいものです。


 


 


いかがでしたか?


「最後の晩餐」に相応しくない食事をピックアップしてみました。今回、これらの食事は「最後の晩餐には適していない」ということがはっきりわかったので、これ以降「明日死ぬとしたら、最後に何食べたい?」という質問がきたとしても、はっきりこれらは回避できることでしょう。


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天竺鼠 川原 (kawaharakatumi) on Twitter


 


よしもとのお笑い芸人天竺鼠の川原さんのTwitterがおもしろいので紹介します。



天竺鼠(てんじくねずみ)は、よしもとクリエイティブ・エージェンシー吉本興業)所属のお笑いコンビ。2003年4月結成。共に大阪NSC26期生。キングオブコント2008・2009・2013ファイナリスト。キャッチフレーズは「奇天烈薩摩藩」。



キングオブコントなどの賞レースの常連なんですが、毎回必ず会場の空気をぶっこわして去っていきますよね彼らは。(笑)


 



天竺鼠 コント 「はい、よろこんで」 - YouTube


 


個人的に面白いと思ったツイートをまとめてみましたので、ぜひご覧ください。


 






 






 






 






 






 






 






 



 






 






 






 






 






 






 






 






 






 


ブログもやっているみたいなので、興味があるかたはぜひ。


天竺鼠 川原のブログ


 


 


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バーグハンバーグバーグTV」というYouTubeのチャンネルを見ていたらなかなかおもしろい回がありました。


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バーグハンバーグバーグTV 第039回「ベンチャー企業社長が語る! 就職活動の心得」 | バーグハンバーグバーグのドラゴン社員ブログ


 


前に一度「株式会社バーグハンバーグバーグ代表取締役 シモダテツヤ氏『人生どうにかなりますよ』」という記事を書いたことがあるのですが、このシモダさんという方は、まぁおもしろい方ですね。すごく適当な感じが溢れでてているのに、なんか聞いちゃうみたいな。


 


今回の動画は、その株式会社バーグハンバーグバーグのシモダさんが就職活動事情についてトークをするという極めて単純なものです。でも、意外にちゃんとしたことを話しているので、普通に「なるほど…」と思う箇所もいくつもあり、非常に有意義な回に仕上がっています。


インタビュアーは「【おとぎばなし実験】人は怪しい老婆にもらったリンゴをかじるのか? - AOLニュース」などの記事でお馴染みのセブ山氏です。






 


 


 


「就職活動マニア」だった



セブ山:以前はかなり「就職活動マニア」だったと聞いておりますが。


 


シモダ:僕はだいぶハマったくちですね。親からは「あんたはノイローゼやった」って言われてましたから。(笑)


 


セブ山:「就職活動にハマる」という表現がよくわからないのですが(笑)


 


シモダ:ぼく、かなりポジティブな受け方をしていたんですよ。参加するのが楽しくて、就活終わったあとでも趣味でやってたくらいなんですよ。ハマりすぎてて、当時やっていたことは、胸ポケにボイスレコーダーを仕込んでですね、面接に行くんですよ


 


セブ山:えっ?それは練習じゃなくて本番で?


 


シモダ:本番でです。それを、家に帰ってからPCに繋いで波形で出すんですよ。こういう。


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セブ山:(笑)


 


シモダ:それを聞きながら、「あー俺、ここもうちょっと高い声で…」、「もっとここ短くしよう」とか作っていって、まず空で言える状態にするんですよ。


 


セブ山:うんうん。


 


シモダ:で、頭のなかに面接官を住まわすんですよね。


 


セブ山:(笑)


 


シモダ:で、面接官の中で目を瞑るんですよね。その頭のなかの面接官が「本日はお越しいただき…」みたいに聞いてくるので、俺は実際に声を出すんですよ。「はい!私は…」って。そんで、、、、


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シモダ:◎△$♪×¥●&%#?!


 


セブ山:いや、もう大丈夫です!!さっき、ちらっと言ってましたが、親に「あんたはノイローゼやった」って言われていた意味がわかりました。(笑)



 セブ山さん、助かりました!(笑)


かなりやばい状態までいっていたというのは、みなさんもご理解いただけたと思います。


 


とにかくなんでも聞きに行く 



セブ山:そもそも最近の就活生は自分の入りたい会社や、やりたいことが見つからない、という時点で悩まれているみたいです。


 


シモダ:あ〜、いやでも、正直学生時代からやりたいこと見つけてる人の方が少なくないですか?ぼくもなんとなく「IT行きたいなぁ」とか思ってましたけど、就活中はIT以外もいっぱい受けてましたし。チョコレート会社とか…。


 


セブ山:えー、シモダさん「チョコレート会社」 受けてたんですか!(笑)


 


シモダ:バレンタインデーのチョコレートの箱や、リボンを作る会社とか。まぁでも、説明会を聞いて回るだけでもおもしろかったです。「こんな業界あるんや」って。そこからの企業研究で興味を持つんで、まずはとっかかりでなんでも話を聞きに行かないと見えてこないんじゃないかと思います。


 


セブ山:なるほど〜、いや、いいですね。これ一個悩み解決できたんじゃないでしょうか。

これは本当に痛感します。企業の説明会にとどまらず、いまはTwitter等で人に会うということのハードルがグッと下がってきた時代なので、いろんな大人の話を聞いてみるのは非常に有効な時間の使い方だと思います。


 


「添えるパセリ」にセンスを感じる



セブ山:ちょっと質問を変えて、「この人いいなぁ」と思う人はどんな人ですか?反対でもいいですよ、「こいつダメだ」って思うポイントとか。


 


シモダ:まぁ、でも奇をてらってくる人はあまり好きじゃないですね


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シモダ:かなりリスキーだと思うんですよ、奇をてらうって。「どうですか〜!」みたいな感じでこられたら、「しんどいな〜」って思うし。だからそこは安全パイを選んでほしいな、と。


 


セブ山:なるほど。


 


シモダ:やる気とかは全然いいですよ。いいですけど、でも「こっちもそういうテンションじゃないから…」って時もあるし。


 


セブ山:奇をてらうにしても、基本がしっかりしててのこと、ということで。


 


シモダ:ちゃんと返したあとにポッと乗っけるボケなら好印象じゃないですか。


 


セブ山:あ〜、添えるパセリのような。


 


シモダ:そうそうそう!「あ〜こいつなんかわかってるぞ!」と。ただの回答だと面白くないところを、それを見せることによって、急にウィットに富んだ感じになるな〜って。


 



 たしかに、面接官も目がギラギラしている就活生全員と同じテンションで接するのはしんどいはずですからね。このへんはわきまえていこうと思います。にしても、結構いいこと言ってる…。


 


ドワンゴの受験料2525円徴収は最高



セブ山:最近、インターネット周りだとドワンゴが入社試験に受験料をとる、みたいなことをやられていますが。あれ、どう思われているのかな?と。


 


シモダ:いや〜あれ、最っ高ですよ! 


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シモダ:いやもうね、大好き!ああいうの!


 


セブ山:ほぉ〜!今って、とりあえずいっぱいエントリー出して、「どこでも入れたらいいや」ってなってるけど、ドワンゴは「うちはもう本気の人しかとらない!」ってことですもんね。


 


シモダ:いろんな就活サイトがありますけど、「一括エントリーボタン」があるじゃないですか。


 


セブ山:ありますね。


 


シモダ:興味あろうがなかろうが一気にエントリー出せ!、みたいな。


 


セブ山:それ、自分も就活生のときそれやってました。


 


シモダ:でもそこには愛情なんか全くないし、面接官や人事が大変なだけじゃないですか。時間もコストもかかるので、やる気のある人だけど絞って選ぶ、こんだけ理にかなったロジカルなやり方ないじゃないですか。



たしかに!ぼくも全面的に賛成ですけど、ほんとそうですよね。あれは超合理的だと思います。


 


バーグハンバーグバーグというへんてこな会社のトップであるへんてこな社長シモダ氏ですが、かなり有意義なヒントだったように思います。特に、「添えるパセリ」のところ。これは日常会話でも使える高等テクニックだと思うので、使いこなせるようになりたいものです。


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