shimotsu -252

新卒が息抜きに更新するブログ

鹿児島県出身なので、それなりには地元のニュースが気になる。


いちばんよく見るのは南日本新聞が運営している373news.comだ。県外に住んでいる人からすれば、パッと鹿児島の最新情報が手に入るため、結構重宝している。


そんななか、このサイトのサイドバーに気になるサイトを見つけた。「Felia!」というサイトだ。



Felia! フェリア 南日本新聞 | かごしまの暮らしを彩る文化・生活情報メディア


 


「かごしまの暮らしを彩る文化・生活情報メディア」だそう。なるほど、なんか良さそう。


 


で、早速見てみたんだけど、ところがどっこい「うーん」という感じなのである。


サイトのデザインやコンセプト自体は興味をそそられる感じだけど、どうも記事の中身に惹かれない感じ。


これが最新記事の内容。


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鹿児島がメインのメディアなので、もちろん取り扱う内容は鹿児島にちなんでいる。そうなんだけども、見てみると分かる通り、占いとか、携帯電話の周辺機器とか、孫にまつわるエピソードとか、相続の話とか、インテリアの話とか、明らかに鹿児島という地域に関係のないトピックが多すぎる


 


そもそも、このサイト自体フリーペーパーと一緒に発信されてるサービスらしいんだけど、それにしてももっとどうにかならないかな?って。


フェリアについて | Felia! フェリア 南日本新聞


 


もちろん、「じゃあ代案を出せ」ってことになるんだろうけど、鹿児島はPRが下手ってよく言われるし、県全体の魅力について扱うウェブメディアはいまのところないから、原点に立ち返って発信していってもいいんじゃないかと思う。


とにかく、いまのこの感じだと「なんかもったいない」という感想しか出てこない。


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もしかしたらいろんな人に怒られるかもしれないけど、高専からの大学編入について書こうと思う。


 


僕は鹿児島工業高等専門学校高専)という学校を卒業して、いまの大学に編入してきた。


高専は5年制の学校で、卒業したら短大卒の扱いになる。年齢にしたらちょうど20歳。その高専生の進路には、大きく分けて就職と進学の2つの進路が用意されている。


就職の場合は、その多くがエンジニアになる。メーカーなどに務めて、これまで培ってきた技術を遺憾なく発揮できるというわけだ。


進学の場合は、おおまかに、その高専の「専攻科」というさらに上級の機関か、もしくは大学の3年生として編入する方法の2つがある。もちろん、高専を出た後に専門学校に行くとか、大学に1年生から入るケースもあるだろうけど、それは稀なので今回は考えない。


で、僕はまさにこの後者の選択をして、いわゆる「中堅大学」と言われるレベルの大学に編入したわけだけど、正直今になって思うとこんなに楽で、コスパのいい選択はなかったと思う。そう思う理由を書いていく。


入試がめちゃくちゃ楽なケースがある


高専からの大学編入には、試験を受ける必要がある。けれど、その試験にも種類があって、「難関大」レベルの大学以外では「一般試験」と「推薦試験」の2つを設けている大学も少なくない。


自分の場合は、「推薦試験」を受けて入学したんだけど、ぶっちゃけこれがめちゃくちゃ楽だった。やることは、面接のみ。その面接も、志望動機とか、現在やっている研究の説明などの質問と、専門知識に関するちょっとした口頭試問が10問程度あるだけ。


もちろん、丸腰では勝てない。


と言っても、本当に基礎的な、専門分野に関する原理とか、「◯◯の定理の意味は?」みたいなことを聞かれるだけで、普通に筆記試験を受けるよりはるかに楽だ。


で、ここで気になるのが推薦試験を受けるためのハードルだ。「推薦試験」と言うからには教授に推薦してもらわなくてはならない。けれど、そのハードルはたいてい「4年次の定期試験で、クラス内の10%以内の成績であること」とかだったりする。正直、これはかなりおいしい。1~3年でどれだけ遊んでいても、4年生の時、しかも定期試験の時期だけ気合を入れて勉強すればいいだけだ。しかも、10%の場合、40人クラスだと考えると4位以内に入ればいいことになる。ここからも、推薦試験のハードルがそんなに高くないことが分かるはずだ。


学費が安い


 大学へは3年から編入するので、学部で卒業する場合、入学金と学部卒業までの2年間だけの授業料を払えばいいことになる。


高専時代の授業料も、普通高校よりは少し高いくらいのもので(半期12万円くらい)、普通高校+大学4年の人に比べるとだいぶ少ない学費で大卒まで漕ぎ続けることができる。


それでいて専門知識は身に付く


高専の最大の強みは、専門知識を学ぶ機会の多さだ。1年生の頃から専門科目をみっちり学ぶので、卒業時には、そのへんの大学2年生のそれとは比べ物にならないほどだ。


加えて、実験や実習を行う時間も多く、卒論もひと通り経験することになるので、ほとんどの場合、その後大学に編入してもたいていのことは余裕でこなせるようになるはず。


 


とまぁ、こんな感じだ。


学費をあまり払いたくない、大学入試の勉強もあまりしたくない(センター試験みたなやつとか)、「手っ取り早く中堅大学に行きたい」人にとっては、高専→大学編入というコースは最強にコスパがいいのでめちゃくちゃおすすめしておく。


ただ、この世には「何かを得るためには何かを失う」という法則があるらしくて、高専という学校は青春らしい青春を送れないという計り知れないデメリットがあるということだけ伝えておきたい。


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先日こんなポスターを見ました。


http://instagram.com/p/xnL5PCkBUR/


 


…。 


いや、だめでしょ!!


「すっぴん、本気でやかない!」って書いてある化粧品のポスターがめちゃくちゃ日焼けしてたらダメでしょ。


いや、ほんとに。一番気にすべきところですよ、これは。絶対にやってはいけないことです。人の肌で言ったら松崎しげるくらい焼けてるんじゃないでしょうかね、これ。


 


ただ、これを見たとき、まず「だめでしょ!」って思ったんですけど、それよりその”違和感”に気づけたことが嬉しかったんですよね。


なんの変哲もない、街で見かけるただのポスターです。次の場所へ急いでたり、どこか調子が悪いときには、おそらくこんなことには気づかなかったでしょう。でもその日、この些細な変化に気づけたことがちょっと嬉しくなって、思わず写真を撮ってしまいました。





 


最近、千原ジュニアさんの『はなはだ、便所は宇宙である』 という本を読みました。これ。


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電子版はなかったので買うか迷ったのですが、どうしても気になったので書店で購入しました。


買ってから気づいたのですが、今回買った『はなはだ〜』はこのシリーズの第4弾みたいですね。まぁ、そんなことはいい。


 


そもそも、この本は「千原ジュニアが便所で考えるああでもないこうでもないことを文字にして連載にしたらおもしろいんじゃないか?」という発想から始まったものです。



千原ジュニアが住む自室のトイレには、


一冊の黒いノートが置いてあるという。


普段からトイレで物思いにふけることが多いという彼は、


そこで思いついた言葉をノートに書き記す習慣があるというのだ。



冒頭にも書いてあるように、トイレに置いてあるノートが直接のきっかけになっているそうなのです。


 


 で、この本。まぁ、おもしろい。


まず、だいたい全てのエピソードが800字くらいに収まっているので、サクサク読み進められます。読書が苦手な人でも楽しく読めるんじゃないでしょうか。


中には見開きで読み終えることができるエピソードもあります。


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物語でもない、啓発書でもない、「千原ジュニアのエピソード」という新ジャンルの本を読んでいるような感覚で、かと思えば「へぇ〜!」と思わず唸ってしまうようなタメになる話も含まれていたり、1冊のなかでいろんな要素を楽しめる本だと思います。


特に読みながら感じるのは、「よくこんな細かいところに目がつくなぁ!」ということ。普通の人なら疑問にすら思わないことを拾い上げ、ネタにし、笑いに昇華してしまいます。「うたがいの神様」って呼ばれるだけありますよね、ホント。普通そこまで気づく?笑


 


例えばこのへん。



”親御さん”っていう言葉があります。


これって耳触り的には「親子さん」を想像してしまうんですよ。「あそこのオヤゴさん、しっかりしてますね。」と言うと、音的に「親と子がしっかりしてる」と思ってしまいます。


大体、『御礼』とか『御祝い』、『御茶』のように『御』は言葉の上に付くことが多いのに、なぜ”親御さん”だけ言葉の下に付くのでしょうか。本来なら、”御親さん”が正しいと思うんですよ。親を敬うという意味ですし。



こんなの、考えたこともなかった。でも、「たしかにっ!」って思っちゃいますよね。


この本、最近起こったエピソードなどの他にこういう細かい話がたっくさん出てきます。笑 うんざりするくらい出てきます。


帯を見ても興味をそそられるものもありますね。「魂を売った日」とか「首」とか、気になりますね。


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個人的には、「こうなったらやっぱり千原ジュニアのトークが聴きたい」 って読みながら思っちゃったんですけど、それでも十分おもしろいです。遡って他のシリーズも買ってやろうかと思ってます。


通して読んでみて強く思ったのは、「芸人ってネタ探しをする姿勢が普段からできてるなぁ」ということ。


特にトークで客を笑わせるような千原ジュニアさんのようなタイプの人は、普通に生きてて一般人の何倍もいろんなことを考えているはずです。もちろん、ネタを作る芸人さんもそうです。


「あぁ、これはネタに使える」とか、「ここはラジオで話そう」、「あの出来事をフリにして、さっきのアレをフリートークで話そう」とか、みんなそんなことばっかり考えて生活してるんじゃないですかね。


どんなジャンルにも言えることですが、「ネタがない」なんて言うと怒られそうですね、ほんと。この辺の感覚はぜひ読んでみて味わってほしいですね。


 


あぁ、「ノーモーション」も気になるな…。



はなはだ、便所は宇宙である

はなはだ、便所は宇宙である




 



 


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新年明けて早々、ふざけたニュースがあったんですよ。



「単位」売ります パンだけど 千葉大生協:朝日新聞デジタル


 


何やら、大学生協で「単位パン」なるものが売っているらしいんですよ。ほんと、学生が考えそうなネタだなと思ったら、生協がやってたんですね。本当にふざけてますね。(いい意味ですよ)


 


しかも、ちょうどいいタイミングでお腹も減ってきたころだったので買いに行ってみたんですよ。「本当にあるのかな?」って。いわば半信半疑で。


 


でもね、


 


あったんですよ。普通に。「単位パン」が。


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「単位パン」、108円です。本当にただ「単位」という文字をパンに印字しただけですね。ふざけ倒してますね。


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神社までいって願掛けもしてきてあるみたいです。本当にやることがなかったんですかね。


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とりあえず、お腹も空いてたし買ってみました。お腹が、本当に空いていたのでね。


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ぶっちゃけこの「単位パン」、なんてことないただのカスタードクリームパンです。


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このカスタードクリームパン、結構薄いですね。


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一口食べてみます。しかし、初手では届かず。


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二口目でやっと見えてきたカスタードクリーム。まぁ、普通のカスタードクリームパンですからね。味は普通です。


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「位」。


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結論なんですけど、普通のカスタードクリームパンでした。もう、最後はただのカスタードクリームパンを食べているだけの気分でした。


余談なんですけど、隣にあったホイップドーナツの方がいくらか美味しかったです。


 



世界で一番おもしろい!「単位」の早わかり便利帳 (青春新書PLAY BOOKS)

世界で一番おもしろい!「単位」の早わかり便利帳 (青春新書PLAY BOOKS)




 



 


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755(ナナゴーゴー)っていうトークアプリが最近話題らしいじゃないですか。


CMとかでバンバン流れてますが、AKB48とかE-girlsとかそういった芸能人と気軽にトークができるというアプリみたいです。そのほかにも、このアプリのサイバーエージェントとの共同出資者であるホリエモンのトークや、藤田晋社長のトーク、また芸人である天竺鼠の川原さんなど様々なジャンルの著名人が利用されています。


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 そんな755、芸能人以外にも普通に一般人もトークを公開できるんです。そこで、同じようにいろんな人と楽しくトークできるというわけです。おもしろそうじゃないですか。


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通勤や通学で電車に乗っていると、いろんなことが目についてしまいます。


「あのひと、結構年配の方なのにさっきからずっとパズドラばっかりやってるなぁ」とか「あの人、『経済学入門』という、おそらく新品の本をカバーなしで読んでるなぁ。俺にはできないな…」とか、「あの人、めっちゃいいイヤホン使ってるなぁ…、あのモデルいいなぁ」とか、そんなことばっかり考えてしまいます。


めちゃくちゃ神経症で、ちょっと違和感を覚えるとどうしてもいろいろ考えてしまうんです。


厄介なのが、これって結構疲れるんですよね。電車の中くらいゆっくり何も考えずぼーっとしてたり、音楽やラジオに集中したいものだと思います。けれど、このように周りのいろんな情報、いわゆるノイズがあるとそうもいかない。その結果、すごく窮屈になり、降りる頃にはかなり疲弊してしまいます。


でも、どうにかしてこれを解消したい。


そんなある日、ふと何気なく自分のメガネを外してみることにしました。理由は特にありません。ただ、なんとなく外してみたんです。


すると、いいんですよね。これが。


僕は視力がかなり弱く、メガネを掛けずにいると0.01程度しか見えないんですが、これが良かったんです。というのも、やってみると分かるんですが、視界全体がぼやーっとしてほとんど何も見えない状態になるんです。


 その結果、誰がどんなこと・どんな格好をしていても全く気にならなくなりました。なので読書やラジオに集中できて捗る捗る。めちゃくちゃ捗りますよ。自分さえ周りを見えてなければ、もう周囲に人はいないも同然なので、その世界に没入できるんですよね。


翻って考えると、「自分がどう思われているか」ということも気にならなくなります。僕は自意識過剰で、いつも「ヘンになってないかな?」って気になるんですけど、そんなこともどうでもよくなります。だって、自分以外いないのと同じですからね。


神経質で自意識過剰な人にこそ、この「電車内でメガネを外してみる」というライフハックを実践してみてほしいです。


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CINRA.NETにこんな記事が上がってました。



back number×行定勲の短編映像『世田谷ラブストーリー』、出演は浅香航大、清野菜名 - musicニュース : CINRA.NET


 


ざっくり言うと、back numberの「世田谷ラブストーリー」という楽曲をもとに行定勲監督が監督・脚本・演出を行った短編動画とのことです。


このような「楽曲をもとに作られた映像作品」を観るのは初めてで、何よりback numberが好きなので、「おぉ、これは観てみたいな〜」と思っていたところ、なんと親切に記事にはYouTubeの埋め込み動画が! なんて親切なんだ。これが無料で観られる意味が分からない。


以下の動画です。1/6に公開されたばかりなんですね。 



短編映画「世田谷ラブストーリー」 - YouTube


 


多くは語りません。ぜひ観てみてください。たった30分。


もうね、ほんとワンルームの部屋で1人でそこそこ大きめの声で言っちゃいましたよ。「くぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」って。


いや、絶対こうなるんですって。ホントに。それに曲自体も好きで何度も何度も聴いていたので余計に感情移入してしまいました。ベイマックスどころじゃないよ、これは。


最後のシーン、心臓を手でギューッと掴まれるようなあの感じがたまらない。


 


短編映画ということで、作品の時間も30分弱とちょうどいいくらいの尺度。行定勲監督も記事のなかでコメントされていますが、ちょうどいいほろ苦さ、爽やかさだけが残る、そんな映画です。「いいものを見させてもらった」ってこういうときに使いたいですね。


にしても、あの曲の入り方はずるいわ。



ラブストーリー (通常盤)

ラブストーリー (通常盤)




 



 




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